ルールとマナーの違いについて

ルール、マナー守れていますか?

新型コロナウイルスの影響で、マスクの着用は感染予防対策のマナーとして必須になりました。
外国人の方々も普段はマスクに抵抗感を持っているにも関わらず、意外とマスク着用のマナーを守っていると感じます。

ですが、国によってはワクチン接種率の向上やロックダウン解除を機に、マスクをしない外国籍の方が出てきました。

ニュースでも飛行機内、タクシー内でマスク拒否のお客様とのトラブルが取り上げられる等、
マナーについての意識を考えさせられるところです。

おもてなしコミュニケーション認定講座の受講者様から、以下のようなコメントを頂きました。

「今日は学びの1日でした。片山代表から色々と教えて頂き、改めて自分が仕事をしている時に培い、
身につけた事の大切さなどを振り返りました。また自己分析を通して、改善点を見つけられ今後に
繋げていきたいなと感じましたし、改めてマナーとは難しいものだと思いました。」

意識して見ていると、マスク着用のマナー以外にも、電車の中、交差点での信号待ちの間など、
マナーもさる事ながらルールを守れない、守らない人が多いことに改めて感じます。

ルールとマナーの違い

ルールとマナーの違いについて、改めて見ていこうと思います。

ルールには交通ルールのように罰金などの罰則があるものから、ご家庭内でのルール(例えば門限など)、
守らないといけない決め事がルールです。これは個人の管理になります。

では、マナーはどうでしょうか?

マナーには罰金などの罰則はありませんので、必ず守らないといけないものではないです。

しかしながら、マナーとは自分以外の第三者と過ごす時間や場所で必要とされるもので、相手を思いやる気持ちです。
ですから日頃の行動がいざという時に出てしまうものなので、気をつけないといけないと思うのです。

ルールにマナーを取り入れる

人は日々自分以外の誰かと接して生活しています。
そして誰しもが自分なりのルールを持っていると思います。

その日常のルールの中に、ほんの少しでもマナーを取り入れ、小さな心配りをする事で、
互いが快適に過ごせる環境になるのなら素敵だとは思いませんか?

私たちおもてなしパートナーズの研修、認定講座では、ルールとマナーの違いについてしっかりおさえながら、
おもてなしについてお伝えしています。

感染予防に機に、自分自身の中の定義を見直すのも良いかもしれないと思う今日この頃です。

この記事を書いた人

おもてなしパートナーズ