現在、おもてなしパートナーズでは多様な企業様で研修を実施させていただいております。
今回は、ロックブリッジホールディングス株式会社様におけるインバウンド社員研修の様子をご紹介いたします。
ロックブリッジホールディングス株式会社様は「常に感謝と笑顔を忘れず、社員とその家族を幸せにしてアジア繁栄と事業発展に貢献する」をモットーに、人材開発・人材受け入れ・コンサルティング・進出サポートを担っている企業様です。
代表の岩橋様が30年以上アジア地域内のビジネスに従事し、その後独立、新会社を立ち上げ、現在も成長を続けていらっしゃいます。
「日本とアジア各地の架け橋となれる人材育成をしたい」というご相談を受け、日本で仕事をするうえでの社会人としてのマナーやコミュニケーション・接遇の体得を目標としたビジネスマナー研修を組み立てました。
研修概要
外国籍新入社員ビジネスマナー研修
受講生 外国籍新入社員
実施時間 5時間
目的・内容
日本と自国の常識やルール、マナーの違いを理解する。日本企業で働くことの意義を再認識する。
①文化の違いの理解
・文化・習慣・国民性・価値
・異文化理解の重要性
②社会人基礎マナー
・第一印象の重要性
・コミュニケーションの五原則+α(挨拶・身だしなみ・プラスの声掛け・承認の表現・丁寧な所作)
・ビジネスマナー:正しい敬語・ビジネス用語・名刺交換・席次・電話応対と実践ロールプレイ)
③コミュニケーションスキル(傾聴)
研修後のご感想
日本語も一定度話せる受講者様は、実践的なスキル習得に向け、前向きに努力をなさっている姿勢がたいへん印象的でした。
日本で働くための社会人としての基礎知識を理解することによって、日本の常識への認識も深まったようでした。
特に文化の違いと価値観で似ている点に関して、闊達に意見が交わされていました。
身だしなみにおいては、ストッキングの着用やスカートの丈、シャツの形など、日本のビジネスの場にふさわしい身だしなみには多くのポイントがあります。それらスーツの着こなしからメイクアップに渡って細かく確認し、印象アップにつなげていきました。
プラスアルファの言葉の大切さを実感した結果、気遣いのある会話の習得につながりました。
最初は硬い雰囲気だった受講者様も、メモを細かく取ったり、学んだ内容をすぐにアウトプットしたり、徐々に積極的になって取り組んでいらっしゃいました。
「挨拶や話し言葉について、とても勉強になった。ビジネス用語をきちんと使っていきたいです」
電話対応について状況に応じた適切な言葉で取り次ぎをしたいです。第一印象を良くして、今後の社会人生活に活かしたいです」
「笑顔自体のほかにも目で笑ったり、笑顔で声を出したりして印象をアップさせる秘訣を学んだことがとてもためになりました。」
「正しい敬語が使えるように実践していきたい。電話応対の時には、相手の話を良く聞くようにしたいと思いました」
ありがとうございました!
日本語での研修に最初は緊張の面持ちも見られましたが、ロールプレイを繰り返していくにつれて雰囲気にも慣れて、闊達に意見交換もなされていました。
日本独特の婉曲な指摘の仕方や規律性など、日本ならではの感覚の理解が容易でないと思われる項目については、十分配慮して補足の説明を行い、
これからさらに日本語が上達していくにつれて自信もつき、持ち前の笑顔と一生懸命さでコミュニケーション力も飛躍的に上がっていく日も近いと期待しております。
これからもおもてなしパートナーズは、外国籍新入社員の方々のご活躍、ロックブリッジホールディングス株式会社様の益々のご発展を応援させていただきます。
■企業情報(HPより引用)
企業名:ロックブリッジホールディングス株式会社
企業URL:https://rock bridge holdings.co.jp
所在地:〒141−0031 東京都品川区五反田1−32−2 五反田文化会館3階