コロナ禍で対面で人と会えることのありがたさを痛感した方も多いと思います。
緊急事態宣言も明け、営業も再開し、徐々に対面のサービスもできるようになり、
ようやくまたお客様とお会い出来るようになった喜びは皆さま同じ思いと思います。
そんな今、お客様をお迎えする時の「いらっしゃいませ」「おはようございます」などの「第一声」が生み出す印象の影響の大きさは、以前に増していることは間違いないことでしょう。
現場で接客に携わる皆さまはなおさら感じていらっしゃることと思います。
お迎え時のハキハキした大きな第一声に「パッと明るい気持ちになった」とお感じになるお客様が多いとは思いますが、一方、お疲れのお客様の中には「うるさい」とさえ感じる方もいらっしゃるものです。
親近感を感じて頂く
人は誰かと親しくなる時、「話し方や話すスピードの波長が合う人と親近感を持つ」と言われています。
「親近感」とは、人に対して「自分と近いところがあり、親しみが持てる」と感じる気持ちです。
「お客様の話すスピードと声のトーンに合わせる」ことで、お客様の心理を推し量り、ニーズを探っていきます。
親近感を感じさせる話し方で、お客様のお店やサロン・クリニックに対する愛着を生み、良いコミュニケーションにも
繋がることで、お客様満足度にもつながっていきます。
私たちCAも機内において、お客様をお迎えする場面と、個別にサービスする場面では話し方を変えています。
例えば、サービス時…
・ビジネスマン
→落ち着いた低めの声で少し早めに話し、物事を簡潔にお伝えする
・お子様
→高めの声でゆっくり、優しく
・ご高齢の方
→低めの声でゆっくり、ハッキリ
と、それぞれで対応に工夫しています。
それらの詳細については、おもてなしのカスタマイズ研修や認定講座に盛り込んでお伝えしています。
ぜひこのwithコロナ、アフターコロナの時期に「接遇の話し方」を見直してみませんか?