「マナー」だけではもう古い?一段階上の大人が身につけるべき「おもてなしマナー」とは

社会人として頑張る皆さんは、日頃から「マナー」について考え、実践されている事と思います。
その一段階上の、大人が身につけれるべき「おもてなしマナー」という単語を、ご存知でしたでしょうか。

「おもてなしマナー」とは、実はシンプルでわかりやすいものです。
具体例を出しながら解説していきますので、皆さんこれを機会に是非身につけてみてください!

「マナー」と「おもてなしマナー」の意味と違いとは?

マナーとおもてなしマナーは、どちらも大人として身につけたい教養であることに間違いありません。
それでは、両者の違いは何なのでしょうか?

おもてなしパートナーズでは、以下のように定義付けています。

  • マナー
    ⇒守る事でお互いが気持ち良く過ごす為の心遣い。
  • おもてなしマナー
    ⇒基本的なマナーを応用して、相手の為に何ができるかを考えて行動化したもの。

「マナー」に関しては、社会人の常識として、新入社員研修などで学ぶ機会が設けられる事が多いですが、
「おもてなしマナー」に関しては、学べる場が意外と少ないのです。

大人の嗜み・教養でもある「おもてなしマナー」について、事例などを通して、学び深めましょう。


ルール」と「マナー」の違いについてはこちら

【事例】2つを使った事例

弊社で活躍されている客室乗務員経験者が、フライトで実践された「おもてなしマナー」の事例は数多くございますが、今回は、普段の生活の中でも使える事例をご紹介します。

挨拶の事例

挨拶に関する「マナー」
  • 相手や状況に合わせて、挨拶を使い分ける。
  • 相手とアイコンタクトを取る。
挨拶に関する「おもてなしマナー」
  • 自分から先に目線を合わせ、挨拶をする。
  • 相手について知っている情報などを用いてプラスアルファで声かけを行う。
  • 相手の名前を呼びかけて、挨拶する。

オンライン会議の事例

オンライン会議における「マナー」
  • 相手が不快になるような音は立てない。
  • 時間に余裕を持って、ネット環境を整備する。
オンライン会議における「おもてなしマナー」
  • こまめな相槌、スタンプなどの活用で相手の会話を遮らずに反応をする。
  • アイスブレイクや雑談を入れる事で、場を和ませ、会議中も意見を言いやすい雰囲気を作る。

「おもてなしマナー」を実践する上で必要なこと

外資系のエアラインでも、日本のエアラインでも、対応が違うことはあれど、お客様がいらっしゃる前に最大限の準備をしています。

それぞれの国の文化により、求められることは違いますが、日本人はハイコンテクストカルチャーということもあり、相手の考えを「察する」ことが比較的得意だと言われています。

マナーに加えて、「相手のために何ができるのか」を考えてプラスアルファの行動に移すことが「おもてなしマナー」です。

また、こうしたおもてなしのある空間づくりは日本ならでは、とも言われています。

「音・光・香り」なども含め、五感に配慮し、
「お客さまに心地よく過ごしてもらう為、笑顔になってもらう為にはどのようにすれば良いのか」
を考えて行動し、それを通じて自分もハッピーになるのがおもてなしマナーなのです。

「マナー」と「おもてなしマナー」の違い、お分かりいただけましたでしょうか?
いいなと思うものがありましたら、今日から一つでも生活に取り入れてみてください!


自分も相手も幸せにする、「おもてなしマナー」を身につけたい方はおもてなしコミュニケーション認定講座がおすすめ!


この記事を書いた人

おもてなしパートナーズ